京都府内産材利用拡大協議会 平成29年度実績

投稿日 2017年4月26日

京都府産木材の地産地消を目的に、林業業界、木材産業界、建築業界が連携をとりながら、新たな流通体制の構築や京都府産認証木材製品の品質の標準化及び向上をすすめています。また、京都府産木材の需要拡大と普及啓発を図るために必要な事業を実施し、京都府産木材を使った製品の浸透と、建築物に木造・地域材が選択され、木材需要が拡大されることを目指して活動している組織です。

平成29年度の事業実績

1.木造公共建築物の材工分離発注体制説明会の実施

京都府の木材業界の意識底上げと、行政発注担当者あるいは設計者等関係者との体制整備をねらい、
「木造公共建築物の材工分離発注体制説明会」を実施。

 

2.京都府産木材利用手順書「京都府の木で木造建築物を建てるためのイロハ」説明会等の実施

平成27年度「地域材利用の木材関係者等への支援対策事業(木造住宅等)」において作成した
京都府産木材で中大規模建築物を建てるための手順書『京都府の木で木造建築物を建てるためのイロハ』
を関係者に配布したが、その手順書をもとに説明会を実施します。

開催場所は京都府内、北から南までの4ヶ所にて開催しました。

詳しくは、こちら

『京都府の木で木造建築物を建てるためのイロハ』

手順書の詳細は、こちらをご覧ください。

3.立木の大径化に対応した製材加工体制の調査

府内製材所の製材能力を把握し、今後増加する大径材に対応できる工場があるかどうか判断、
新たな製材機導入もにらみ、今後機械装備を更新する際の適応機種選定の参考とするために調査を実施しました。

 

4.京都府産木材製の普及啓発グッズの作成と配付

木造住宅建築を検討している層や、公共木造建築物の利用者である一般府民に向け、実際に
京都の木に触れることのできる木製グッズを作成、イベント時等に配布予定。
「地域の木をつかうことは良いこと」と五感にも響くものを作成し配付しました。

【組織概要】

京都府内産材利用拡大協議会

*構成団体*

■ 京都府森林組合連合会

■ 一般社団法人京都府建築士会

■ 一般社団法人京都府建築士事務所協会

■ 一般社団法人京都府木材組合連合会

■ 公益社団法人京都モデルフォレスト協会

 【事務局】

一般社団法人京都府木材組合連合会

〒604-8417 京都市中京区西ノ京内畑町41-3

電話:(075)802-2991 ファクス:(075)811-2593 E-mail:info@kyomokuren.or.jp

※京都府内産材利用拡大協議会の平成29年度の活動は平成28年度林野庁「地域材利用拡大緊急対策事業」(地域材利用の木材関係者等への支援対策事業)によって行いました。

これまでの事業実績

平成27年度林野庁「地域材利用拡大緊急対策事業」の内容(平成28年度実績)

平成26年度林野庁木造住宅等地域材利用拡大事業の内容(平成27年度実績)

京都府内産材利用拡大協議会