【お知らせ】ひろがる京の木整備事業(京都府補助事業)の支援内容が拡充されました!(横架材、SCグループ加算)

投稿日 2023年6月7日

京都府では府内産木材の利用を推進するため、令和3年度から住宅の木造・木質化について支援する「ひろがる京の木整備事業(住宅タイプ)」及び商業施設や福祉施設などの住宅以外の民間施設の木造・木質化について支援する「ひろがる京の木整備事業(非住宅タイプ)」が実施されています。

このたび、府内産木材の利用をより推進するため、当事業の支援メニューが追加されましたのでお知らせします。

1 追加された内容

(1) SCグループ※により調達された木材を使用した場合、補助率に5%加算

※ 京の木流通モデル構築支援事業実施要領第3に基づき知事の承認を受け、同要領第7の規定により知事の承認を受けた事業実施計計画を作成したSCグループの構成員間が生産した木材を、SCグループ構成員が加工し、SCグループ構成員が交付対象建築物に使用した場合

京の木流通モデル構築支援事業のHPはこちら↓

https://www.pref.kyoto.jp/rinmu/kyounokiryuutuumodelkouchikushien.html

 

(2) (住宅タイプのみ)横架材※を使用した場合は補助率に15%加算

※1 対象部材は梁、桁、母屋、棟木及び隅木

※2 交付申請書に添付する京都の木証明書又はウッドマイレージCO₂京都の木認証書の「品名」欄に対象部材(梁、桁、母屋、棟木、隅木)の記載があるものを必ず提出してください。(重要!)

ウッドマイレージCO2京都の木認証、京都の木証明を依頼される際は、依頼書に添付する「使用材料一覧表(様式3-2等)」及び「納品書等」には、上記の対象部材を必ず記載して下さい。(重要!)

 

(補助率の考え方(住宅タイプの例))

①ウッドマイレージCO2京都の木認証書が発行された木材がSCグループにより調達された場合

従来の補助率15% + 加算分5% → 合計補助率20%

②京都の木証明書が発行された木材の中に横架材があった場合

従来の補助率10% + 加算分15% → 合計補助率25%

③ウッドマイレージCO2京都の木認証書が発行された木材がSCグループにより調達され、木材の中に横架材がある場合

横架材:従来の補助率15% + 加算分20%(15 + 5) → 合計補助率35%

横架材以外:従来の補助率15% + 加算分5%     → 合計補助率20%

 

2 加算の適用時期について

令和5年度分の補助金(=令和5年4月1日以降の申込み)から適用されます。

ただし、対象となるのは下記のとおりですので、注意してください。

・SCグループの加算については木材の納品日が流通モデル要領第7に規定する事業計画の承認日以降のもの

・横架材の加算については木材の納品日が令和5年4月1日以降のもの

 

3 留意事項

すでに申し込みをされたもので、加算対象製品を扱う場合は、変更手続きを行うことで支援を受けることができます。

・令和5年6月6日以降の申込み及び交付申請については、新しい様式をご利用ください。

 

4 事業の受付

(1) 事業申込書 令和5年12月28日まで

(次年度交付申請分)令和6年2月1日~3月末日

交付申請書受付(今年度分) 令和6年2月末日まで

※交付申請が可能な期間は申込受付日や工事完成日等により変わりますのでご注意ください。

※すでに完成している建築物については、補助の要件に合う場合、完成後1年までの交付申請が可能となっております。

(2) 問合せ先及び申込先

交付対象建築物の所在地が府内の場合は、管轄する京都府広域振興局

(京都市、長岡京市、向日市、大山崎町の場合は京都林務事務所)

交付対象建築物の所在地が府外の場合は、京都府農林水産部林業振興課

 

詳細については下記の京都府HPをご覧ください。

(住宅タイプ)

https://www.pref.kyoto.jp/rinmu/hirogarukyounokiseibijigyojyuutakutaipu.html

(非住宅タイプ)

https://www.pref.kyoto.jp/rinmu/hirogarukyounoki_hijuutaku.html

 

ひろがる京の木整備事業の概要・令和4年度の活用事例

https://www.pref.kyoto.jp/rinmu/hirogarukyonokiseibijigyo.html