「緑の雇用」事業とは、未経験者の方でも森林の仕事に就き、林業で必要な技術を学んでもらうための制度です。全国森林組合連合会の審査を経た林業事業体に採用された人に、仕事を通じて講習や研修を行うことで、キャリアアップを支援するものです。
(社)京都府木材組合連合会は、全国森林組合連合会の委託を受け、「緑の雇用」で研修生を受け入れている事業体の安全指導を行っています。
林業は、他産業に比べて労働災害の頻度や被災時の負傷の程度が高い仕事です。また、新規就労者の労働災害発生率も高くなっています。日本の山を守るために必要な林業。その林業を志す皆さんが、安全意識を身につけて無災害で仕事に邁進できるよう、安全指導に取り組んでいます。